インターネットファクスサービスは色々とあるので迷うのですが、やはり安いほうが良いのでコスト優先で選びたいですよね。でも月額料金が安いけど、1ページ当たりのコストが高いとか各社料金体系が様々で単純に比較ができないです。
料金体系の比較
まずは料金体系を確認したいと思います。また各サービスの解説記事のリンクも貼っておきます。金額の単位は円で税抜きです。
サービスプロバイダー | 初期費用 | 月額料金 | 無料期間 | 送信費用 | 受信費用 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
円/枚 | 無料枚数 | 円/枚 | 無料枚数 | ||||
eFax | 0 | 1500 | 30日 | 10 | 150 | 10 | 150 |
メッセージプラス | 1000 | 950 | 初月 | 15 | 0 | 0 | 0 |
jFax | 0 | 990 | 30日 | 10 | 50 | 10 | 0 |
MOVAFAX | 1000 | 980 | 無し | 8 | 0 | 8 | 0 |
秒速FAX SOHO | 1050 | 498 | 無し | 10 | 0 | 8 | 0 |
秒速FAX ベーシック | 1050 | 798 | 無し | 10 | 0 | 3 | 0 |
秒速FAX ビジネス | 1050 | 980 | 無し | 10 | 0 | 0 | 0 |
受信が主な場合は秒速FAXビジネスがおすすめ
ファクスを受信して、返信はもっぱら電話でといった場合はほとんど送信を行わないといったことも考えられます。そういった場合には秒速FAX Plusのビジネスプランがおすすめです。
これは受信が無料ということが大きいです。特に上限はないのですが数千枚受信する場合は事前に連絡する必要があります。
送受信枚数が等しい時のコスト比較
普通にファクスを利用していると業務内容によってばらつきはあるものの送信枚数と受信枚数は大体同じくらいになると思います。この場合のコストを比較したいと思います。
ファクスを利用する月当たりの枚数によって最初の一年のコストがどれくらいかかるのかをグラフにしてみました。
送受信枚数が少ない場合は秒速FAX SOHOがおすすめ
月に送受信それぞれ50枚未満、特に20枚程度までであれば秒速FAX SOHOが一番安いです。やはり月額料金が安いのが効いてきます。
23枚以上になってくるとjFaxが有利になってきますが、jFaxは機能の面でかなり劣るのですが、それが気にならないのであれば選択肢になります。
月50枚から220枚まではeFaxがおすすめ
100枚くらいまではjFaxがコストの面で有利です。jFaxは低機能を問題としないのであればjFaxというのもありです。
ただ普通に仕事でインターネットファクスを使うのであれば、セキュリティ面でjFaxは選択肢から外れます。その点eFaxは、機能の面でもコストの面でも強いです。100枚を超えてくるとコストの面でもeFaxが有利になります。
また月当たりの枚数がよく分からないのであれば、とりあえずeFaxを選んでおけば問題ないでしょう。
月220枚を超えるとMOVFAXが安い
一日10枚以上ファクスを受けたり送ったりしているのであれば、MOVFAXが安くなります。送信一枚当たりのコストが8円と安いだけでなく、受信は1000枚まで無料というのが大きいです。1000枚を超えても一枚8円で非常に安価です。大量にファクスを使われる方はMOVFAXがお勧めです。