家を建てることは一生のうちに何回もあることではありませんよね。私も家を建てたときに一番驚いたのは、打ち合わせの多さです。
これはハウスメーカーさんや工務店さんとの打ち合わせだけでなくて、外構をやってくれる業者さんや、庭木を植えてくれる植木屋さん、カーテンを作ってくれるカーテン屋さんなどなど、次々と打ち合わせをこなしていく必要があります。
建築関係のやり取りにファクスがなくて困った
ハウスメーカーさんは初めは大手ということもあって、電話での打ち合わせでも図面の修正やメモをPDFにして電子メールで送ってくれていました。流石は大手のハウスメーカーさんで良かった。町の工務店だったらこうもいかないだろうと思っていたのもつかの間。
実際に建築する段階に入ると部署が変わって、基本的にすべて紙でのやり取りになりました。「ファクス番号はないですか?」と聞かれることもしばしばで、個人で家に電話もないのが当たり前なのにファクスかよと内心思いながら、「すみません。ないんですよ。」とちょっと非効率なやり取りが続いていました。
段々家が完成に近づいて外構の工事を始めたのですが、これがすべて紙のやりとりでした。仮の図面や見積書が届いてサインしたりで進めていきます。さすがにファクスが無いとやっていけなくなったので、電気量販店で3万円程度のファクスを購入しました。
その後このファクスは家の完成まで半年くらい大活躍で、大量の見積書、図面、発注書などのやりとりをこなしてくれました。3万円のファクスですが、元は取り返したと思います。
今はインターネットファクスが安い
私はファクスを3万円で買い、家を建てた後ファクスは家の飾りにしてしまいましたが、今ではインターネットファクスサービスが安く提供されています。半年だと5千円程度です。今でも家庭用のファクスは2万円程度しますし、紙代、電話代などを考えればもっとお得ですよね。
必要な時に契約して、不要な時に解約する
しかもインターネットファクスの良いところは、必要な時にすぐにファクス番号を取得して利用開始できて、いらなくなったらすぐに解約できることです。
どこのプロバイダも月単位の契約で提供されています。1,2カ月だけ使うというのも問題なくできます。良識のある方はすぐ解約するのは失礼じゃないかなと思われるかもしれませんが、逆にそれが売りですので、遠慮なく解約を申し出てください。
無料期間をうまく使おう
eFaxやjFaxなどは30日間のトライアルがあります。実はその期間に電話して解約することができてしまいます。30日近いと処理が間に合わないことがありますのでトライアルが終わる一週間前には解約されることをお勧めします。
また初期費用が必要なプロバイダが多いので、1,2カ月の利用だと割高になることもあります。コストについては下の記事にまとめていますので、そちらをご覧ください。
自分の家なのでセキュリティよりは利便性やコストで選ぶ
仕事で個人情報を扱ったり、金銭のやり取りなどをファクスでやる場合はセキュリティが重要なのは当たり前ですが、自分の家の情報だったらそれほどうるさくならなくても大丈夫ではないでしょうか。
こういった用途では、コストが安いjFaxが丁度良いサービスだったりもします。
まとめ
家を建てるとなると、いろいろな業者の方がとコミュニケーションをする必要があって、その手段も業者によって様々です。ファクスは家を建てるようなケースでは今でも多用されています。
もしもファクスをお持ちでないのであれば、インターネットファクスを使うのはベストな選択肢です。ぜひ検討してみてください。