MOVFAX(モバックス)は日本テレネットが運営しているインターネットファクスサービスです。日本テレネットはパナソニック系の会社で歴史もあります。このMOVFAXは2017年3月からサービス開始で新しいですが、技術力もあり安心できます。
MOVFAXのサービスの特徴は
MOVFAXは官公庁や大企業など、より安心してインターネットファクスを活用したいニーズにもピッタリです。古くからファクスソリューションを提供している日本企業で信頼してサービスを受けることができます。
プランが二つある
スタンダードプランとプレミアムプランの二つがあります。同じファクス番号を複数人で共有したい場合はプレミアムプランで、個別にファクス番号を持ちたい場合はスタンダードプランがお勧めです。
スタンダードプラン | プレミアムプラン | |
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初期費用 | 1,000円 | |
月額料金 | 980円(税別) | 3,980円(税別) |
送信費用 | 8円/ページ | |
受信費用 | 8円/ページ, ただし月1,000ページまで無料 |
プレミアムプランは5人までの共有が料金に含まれています。追加は5人単位で1,000円/月でできます。
支払はクレジットカードのみです。最初は30日分割引されます。
ファクス番号は市外局番に対応
市外局番を選択するのはオプションで100円/月かかります。これを選択しないと050のIP電話のファクス番号になってしまいます。
市外局番で選択できるのは東京03、大阪06、神奈川045だけです。
セキュリティへの配慮がされている
FAXの送受信を電子メールで行うこともできますが、クラウドで行うことをデフォルトにしてあり、セキュリティ知識がない人でもセキュリティ事故を起こさないように各所に配慮がされています。
セキュリティも難しいですから、技術がある会社がきちんと設計してくれているサービスを普通の設定で使っておけば問題を起こすことが防げます。MOVFAXはその良い例です。
イメージ編集など高機能
クラウド上で受信文書を編集する機能があり、これが高機能です。文字や図形を入れることが簡単にできます。それを送信することももちろんできますので、ペーパレスでファクスの受渡しができます。
海外がダメ
残念なことに海外にファクスを送ることができません。受信はできるはずですが、受信できないケースがあるとのことです。
いまどき海外とやり取りできないのはありえないですね。
送信のファクス番号が自分の番号じゃない
受信番号は自分のファクス番号となるのですが、送信は送信専用の別の番号になります。
ファクス番号で誰からファクスが来たかを判別するので、これだと誰からのファクスか分からなくなります。
沢山ファクスを使われる方におすすめ
MOVFAXは受信が1000枚まで無料であったり、送信も受信も一枚当たり8円と安いのが効いてきて、月当たり200枚以上送信するようであればMOVFAXはコストの面でお勧めです。
まとめ
MOVFAXは、日本の会社でしっかりしていて安心・信頼して使えるインターネットファクスサービスですが、コストも低く設定されているのはうれしいですね。
海外対応ができていなかったり、送信用のファクス番号の問題はありますが、クラウドでのイメージ編集機能など、業務効率アップにつながりますので、ビジネスで利用される方に特にお勧めです。